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ブロック方式(大払し)

ブロック方式「大払し」解説

主に高層枠組本足場において、高所での足場上作業を省力化するためにクレーンを使用して足場を解体する方法。

 ブロックの範囲を定め、作業員に周知する。ブロックの範囲は、クレーンオペレータと充分に打合せを行い、ブロック総重量がクレーンの吊り上げ能力を上回らないよう注意する。※参考動画のブロック総重量約400kg(2層4スパン)
 ワイヤーシャックルをブロック枠組に玉掛し、ワイヤーを緊張させる。
 縁切り部分を解体し、解体資材をブロックに取込み結束する。

 足場つなぎを取り外し、ブロックに取込み、固定する。
 枠組連結ピン(アームロック)を取り外す。
 クレーンオペレーターと連携を取り、ゆっくりとワイヤーを巻き上げる。状況に応じて介錯ロープを使用する。
 障害物や工事躯体に接触することのないように確認しながらブロックを地上まで誘導する。
 ブロックが地上で安定したことを確認し、ワイヤーを取り外す。