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建設産業担い手確保・育成フォーラム

1115日(火)に行われたフォーラムは協会が県から受託する担い手確保・育成事業の一環として、初めて開催されました。

オープニングセレモニーで一般社団法人建設業協会の会長 川畑 俊彦氏から担い手確保に向けた取組について報告。

また、鹿児島県出身ユニット「カサリンチュ」のライブに続いて、主催者を代表して、三反園 訓県知事が開会挨拶をされました。

基調講演では、一般財団法人建設業振興基金の内田俊一理事長が「待ったなしに問われる覚悟、担い手確保にどう向き合うか」と題して、講話が行われました。

オリンピックを迎える2020年以降、担い手不足が一挙に顕在化し、産業間競争の激化、労務倒産が起きるのではないかと将来を危ぐする話をされ、早期離職者やフリーターが多く存在する現状から建設産業こそがその受け皿になる必要があると話されました。

さらに、現状の若者は、やりがいを求める傾向があるが、やりがいを感じるにはそれなりの技能や経験が必要となる為時間がかかる。

仕事を教えてくれる先輩や同僚等の存在と、一人前に育てる環境を経営者がつくっていく必要があると話されました。

基調講演後、パネルディスカッションが行われ、産官学を代表して久保田 一県土木部長、山本 一道県建設業青年部会長、池田 正利鹿児島工業高等専門学校学科長、そしてなんと、当社の代表取締役である平峰 恒成がステージに登場しました。

進行役は鹿児島大学大学院の山口 明伸教授、オブサーバーとして、内田理事長と国土交通省の矢吹 周平労働資材対策室長が加わって、建設業の現状と未来に向けての課題・対策等の意見を交わしました。

最後に、内田理事長が「明日の身を守ってくれる産業」と思われるような「まずは世間の人たちに、建設業の関心を持ってもらうことが大切で、それを続ける事が大事である」と締めくくり、閉会となりました。

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